庭造りをしていると考えることの多さに気付きます。
立地、建物、自然、周りの景色や環境はもちろん、土質、土に混入されたガレキ、配管の有無まで。色々な物に影響されて歩路やお庭が計画されていきます。

図面は手書きで、寸法を取りながら、作業を進めていく。
決して与えられた機械（ソフト）に頼ることなく、木立の種類や形を想像しながら決めて、階段の形や方向、照明の必要性など、色々な要素を考えてお庭や外構が描かれていきます。
図面が仕上がると、自然石の形、樹木の形や種類、灌木、下草も自分の目で見て選別します。
初めから終わりまで自分の目で確かめながら造る、こんな作業から私たちの造る庭が生まれます。